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  • 2008.04.17 Thursday
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◇32・《 江戸時代のハードボイルド小説(2) 》

杖下に死す」の続編! 幕末を舞台に光武利之のその後が描かれる


北方謙三 
独り群せず
文藝春秋
2007年6月30日

独り群せず
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★★★★☆


「作家」


ハードボイルド作家として、中国物の書き手として名前が通っている北方謙三ですが、日本を舞台とした時代小説を、それもとっても面白い作品を書いているのは、あまり知られていないようです。自分としては、北方水滸伝より翻訳物の水滸伝の方が面白いと思っているので、できれば本作のような日本の時代小説や本格ハードボイルドを出版してもらいたいと思っています。


「あらすじ」

大塩平八郎の乱から数十年。武士の身分と剣を完全に捨て、料理人として生きる光武利之も50数歳。妻の勢にも先立たれ、そろそろ隠居する年に差し掛かっていた。しかし、ペリー来航、桜田門外の変など乱世の波が、利之と友人・内山彦次郎。そして、大坂の街に押し寄せていたのだった。


「感想・解説」

本書の主役は、光武利之というより内山彦次郎。大塩平八郎の息子各之助の意志を継ぎ、大坂の街を守ろうとする内田彦次郎の姿は、感動すら覚えてしまいました。内田彦次郎の名前は、新撰組に斬られた大坂の与力として、名前だけは知っていたのですが、本書を読んでファンになってしまうほどでした。

元々新撰組が好きでなかったのですが、本書読んで嫌い度がアップ。新撰組の大ファンの方には、あまりおススメできないかもしれません。

◇27・《 江戸時代のハードボイルド小説(1) 》

ハードボイルド作家の時代小説


北方謙三 
杖下に死す
文藝春秋
2003年10月30日

★★★☆☆


「作家」


 本書の作者北方謙三は、ハードボイルド小説の担い手として名前を知られている方です。本書も北方流時代小説というか、ハードボイルド時代小説といった作品になっています。普通の時代小説を読みなれている方には、少し読みにくいかもしれませんが、一度読んだら病みつき。次々と読みたくなります。


「あらすじ」

 江戸から大坂に出てきた光武利之は、大坂町奉行矢部定謙の元に訪れた。浪人と自称する利之だったが、彼の父親は元勘定奉行村垣。意図することはなくても隠密の役目を果たしていたのだった。
 大坂に住むことになった利之は、大塩平八郎の嫡子、大塩格之助や町奉行所与力内山彦次郎と親密になっていく。しかし、利之が来る前から大坂では騒乱の火種が燻り、いつ火の手が上がってもおかしくない状態だったのだ。


「感想・解説」

 幕府の考えと庶民のことを考えた大塩。決して相容れることのない2つの考えが衝突した大塩平八郎の乱。本書は、その救いのない乱の詳細を描きながらも、主人公に乱とは関係のない人物を持ってくることで、物語としても楽しむことができました。何冊か読んでいる大塩物でも本書が一番面白く読むことができました。また、最近続編が出版されたようで、そちらも是非読んでみたくなりました。

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