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  • 2008.04.17 Thursday
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◇81・《 江戸時代の捕物帳(22) 》

窓際同心が江戸の闇に迫る


鈴木英治 
手習重兵衛 1 
闇討ち斬
中公文庫
2003年11月15日出版


★★★☆☆

手習重兵衛 闇討ち斬 (中公文庫)
手習重兵衛 闇討ち斬 (中公文庫)鈴木 英治


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「作家」

鈴木英治は、時代小説の文庫書き下ろし作家にの中でも出版速度の速い作家の一人で、幾つ物シリーズ物をを出版しています。しかし、佐伯泰英や藤原緋沙子とは違い、比較的早くシリーズを完結させるという特徴をもっています。

本書「手習重兵衛」も完結させたシリーズ物の一つ。ここでオチをいうわけにいきませんが、ちゃんと終わっています。

時代小説は、人気がありすぎるために作家の死去でシリーズが終わる作品が多いのですが、鈴木英治にはその心配はないようです。ただ、未完に終わって欲しくないけど、シリーズは終わって欲しくないという方には、少し不満が残るのかもしれません。


「あらすじ」

手傷をおい、江戸のの白金で行き倒れになってしまった重兵衛は、村の手習い所の師匠に助けられ、手習い所で居候することになった。

過去を隠し、心に屈託を残す重兵衛だが、手習い所通う子供たちと接するうちに、次第に村人と打ち解けていくのだった。

しかし、手習い所の師匠が謎の男に闇討ちされた。重兵衛は、恩人の仇を討つべく犯人を捜し始めるのだった。


「感想・解説」

一見無能に見える同心が実は有能で、見事に謎を解いていく。奉行所内で孤立した切れ者同心を影から助ける人物が実はお奉行様。

同心が主人公の捕物帳を読んでいるとよく見るこのシーンが、本書でも登場します。テレビの時代劇と同じで、時代小説の捕物帳はまんねりを楽しむところもあり、決まったパターンが喜ばれるのです。

テレビの脚本家が時代小説の作家になることが多いのは、そういったお決まりのパターンを熟知しているのかもしれません。
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◇42・《 江戸時代の捕物帳(12) 》

御牧親子が赤ん坊を育てることに!


鈴木英治 
父子十手捕物日記 7
夜鳴き蝉
徳間文庫
2006年6月15日出版


夜鳴き蝉―父子十手捕物日記 (徳間文庫)
夜鳴き蝉―父子十手捕物日記 (徳間文庫)鈴木 英治


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★★★☆☆


「作家」

 多作で有名だった作家は、赤川次郎、山村美紗、西村京太郎など推理小説作家が有名でしたが、今は違います。多作として現在知られる作家は、佐伯泰英、藤原緋紗子そして、今回ご紹介する鈴木英治などの時代小説作家が有名になってきました。読者にとって多作なことは嬉しいのですが、佐伯、藤原、鈴木の3人の本を買うのも読むのも少し大変です。


「あらすじ」

 処刑された盗賊の子供預かることになった御牧親子は、毎日が大騒動。息子・文之介は、惚れた娘・お春との仲を進展させる隙もないくらいだった。しかも、お春の元に何度も足を運んでいた駒蔵という行商人が殺されるという事件が起こる。同心の文之介が事件を追うことになったのだが、隠居していたはずの父・丈右衛門も捜査に乗り出し、事件は複雑になっていった。


「感想・解説」

 御牧親子に小物の勇七。三人とも恋の悩みを抱えるのだが、ほとんど進展することなく、7巻を迎えることになった。一体このシリーズは、何巻まで続くのか予想がつきません。シリーズが続くのは、ファンとしては嬉しいのですが、少しははっきりしろよといいたくなりました。

◇25・《 江戸時代の捕物帳(7) 》

人気シリーズの第6巻


鈴木英治
父子十手捕物日記 6
お陀仏坂
徳間文庫
2006年6月15日出版

★★★☆☆



「作家」

 「口入屋用心棒」や「徒目付久岡勘兵衛」など複数の人気シリーズを文庫書き下ろしで出版している作家。デビュー直後は戦国時代を舞台にした、忍者物と推理物を足したような作品をハードカバーで書いていましたが、その後文庫書き下ろしに移動。作品を次々に出版し、瞬く間に人気作家となりました。


「あらすじ」

 凄腕の同心だった経歴を持つ父・御牧丈右衛門と、腕は立つのにいまいち自分に自信がもてない現職同心の息子・文之介。江戸を騒がす事件を中心に2人の微妙な関係と、2人の恋が描かれていくシリーズ。
 誰にも気付かれないうちに蔵を破るという盗賊が江戸の町を跋扈していた。父の助言もありその盗賊に迫る文之介の前に、謎の詐欺集団が現れた。詐欺の被害者多数でる中、文之介の先輩同心も被害にあっていた。


「感想・解説」

 父子の関係や父子それぞれの恋。ともに、はっきりせいといってやりたいくらい展開するスピードが遅いのだが、そう思ってしまうことが物語に引き込まれている証拠。鈴木英治の術中にはまっていような気がします。また、今回の本は6巻なのですが、以前の巻で出てきた複線は、ほとんど解決していません。まだまだ続きそうなので、安心しました。

◇24・《 江戸時代の捕物帳(6) 》

人気書き下ろし作家の人気シリーズが登場


鈴木英治 
口入屋用心棒 6
仇討ちの朝
双葉文庫
2006年11月20日出版

★★☆☆☆


「作家」


 幾つ物人気シリーズを同時に書いている鈴木英治は、複数の出版社から本を出しています。「父子十手捕物日記」は徳間書店。「徒目付久岡勘兵衛」は角川春樹事務所。「無言殺剣」は中央公論新社。そして「口入屋用心棒」は双葉社から出版しています。鈴木英治のシリーズ物は出版社が違いますので、背表紙を見ただけでどのシリーズか分かるようになっているようです。


「あらすじ」

 急にいなくなった妻を捜すため、隠居して藩を飛び出した湯瀬直之進は、江戸の裏店で暮すことになった。江戸の町でさまざまな人たちに助けをかりた直之進は、妻の居場所を見つけたのだったが、初恋の人物の仇を討つまで帰れないと妻に言われてしまう。妻の仇は、直之進を付け狙う男なのだが手ごわくて、なかなか討つことができないでいた。
 今回は、妻の働く料亭に不吉な影が忍び寄る。直之進は、妻を助けるため悪に立ち向かうことになるのだった。


「感想・解説」

 今回ご紹介した本は6巻なのですが、1〜5巻の間にほとんどの複線が解決してしまっていてそろそろ宿敵を倒してシリーズが終焉。と思っていたのですが今回謎の黒幕が登場。シリーズは、まだまだ続くようです。
 いなくなった妻を捜すという本は他にもあるのですが、この本ほどアッサリと妻が見つかるというのは珍しいのかもしれません。それも妻の心はどんどん主人公から離れていくというのも初めて。その辺がはまりきれないところかもしれません。

◇11・《 戦国時代の忍者(1) 》

人気作家のデビュー2作目


鈴木英治
血の城
角川春樹事務所
2000年年10月28日出版

★★☆☆☆


「作家」


 現在は「父子十手捕物日記」「口入屋用心棒」シリーズなど、文庫書き下ろしで活躍している鈴木英治ですが、デビュー当時は、ハードカバーで本を出していました。デビュー作「義元暗殺」は、角川春樹小説特別賞を受賞。角川春樹事務所期待の新人だったようですから当たり前かもしれません。今作は、デビュー2作目となる本で、2007年6月現在ハードカバーで出版されている最後の本となっています。


「あらすじ」

 長篠の戦から数年。徳川家康は、力の衰えた武田家から遠江を奪うべく、最後の砦高天神城を攻めていた。同じころ遠江では、子供が誘拐される事件と徳川家を執拗に付けねらう野武士集団が暴れていた。その野武士の首領は、自害させたはずの嫡男信康を名乗っていりことをしった家康は、名無しという忍者に2つの事件の背景を探らせるのだった。


「感想・解説」

 徳川家康の嫡子信康が織田信長に自害を命じられた理由は、武田家内通。有能すぎる。その2つの説があるが、本書では、そのどちらでもない3つ目の理由が語られている。本書で語られる3つ目の説は、定説となっている2つの説より真実味があり「なるほど」と納得できる説でした。ここで、詳細を語れないのがちょっと残念。是非この本を読んでもらいたいと思います。

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