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  • 2008.04.17 Thursday
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◇15・《 江戸時代の人物伝(1) 》

捕物帳の担い手が久々の人物伝を発表


佐藤雅美
小栗上野介忠順伝
覚悟の人
岩波書店
2007年3月20日出版

覚悟の人―小栗上野介忠順伝覚悟の人―小栗上野介忠順伝
佐藤 雅美

岩波書店 2007-03
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★★★☆☆


「作家」


 「物書同心居眠り紋蔵」「八州廻り桑山十兵衛」シリーズや直木賞の受賞作「恵比寿屋喜兵衛手控え」など、捕物帳を書く作家として知られる佐藤雅美ですが、デビュー作は「大君の通貨」。幕末を舞台にした経済小説でした。デビュー後も何作かは、経済に関わった歴史上の人物を主人公にした小説を出版していましたが、現在は捕物帳が中心。今作が久々の経済人物小説となりました。


「あらすじ」

 幕末の徳川家を支え続けながら、悲劇的な結末を迎えた小栗上野介忠順。彼の一生を幕府に使え始めた青年期から、若くして亡くなった晩年期までを描いた作品。徳川幕府に忠義を尽くした、唯一といってもいい有能な人物だった彼の実績に迫る。


「感想・解説」

 小栗の実績や生涯について多少の知識を持っていたので、結構すらすら読むことができました。ただ、小栗のことをほとんど知らないという方は、かなりの時間がかかるので覚悟して置いてください。

 幕末の歴史の流れを、江戸に住み続けていた官僚の目線で描いた作品は始めてでした。この本を読むと、坂本や高杉、西郷や大久保など討幕派の面々がよってたかって幕府に挑んでいたのがよくわかります。小栗以外にあと一人か二人、有能な人物がいればと、つい考えさせられました。
 また、この本では、徳川慶喜の無能振りが良く描かれていました。以前から、慶喜が何故、大河ドラマになるほど人気が分からなかった自分としては、物凄く共感できる本でした。

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