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  • 2008.04.17 Thursday
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◇48・《 江戸時代の剣豪小説(18) 》

唐十郎の内面に迫る異色の11弾


鳥羽亮 
介錯人・野晒唐十郎 11
悲の剣
祥伝社文庫
2005年9月5日出版


悲の剣―「鬼哭の剣」シリーズ 11
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★★★☆☆

「作家」

牧秀彦もそうだったのですが、鳥羽亮も武道の経験者。剣道の経験を生かした小説を数多く出版しています。時代小説には命の取り合い。それも、剣を使った白兵戦が欠かせない要素の一つになっているため、武術の経験が合ったほうがいいのかもしれません。本書、介錯人・野晒唐十郎シリーズでも剣道経験なのか、白熱したチャンバラシーンが登場。物語の魅力になっています。


「あらすじ」

保守派と改革派の2派に別れ熾烈な内紛を繰り広げる奥州奥江藩。その保守派に雇われた狩谷唐十郎は「そこもとなら蝶も斬れたであろう」そう残して切腹した武士を介錯した。その言葉の意味が分からない唐十郎の前に、改革派の武士が登場。蝶を斬ってくれとの以来をするのだった。彼のいう蝶とは、保守派の刺客・影蝶のことだったのだ。


「感想」

本作で11作目を迎えた介錯人・野晒唐十郎ですが、敵となる剣客が○○○だったのは初めてでした。しかも、唐十郎が悩んだり葛藤したりする姿も楽しめるという、長いシリーズの中でも異色な作品でした。本作から介錯人・野晒唐十郎シリーズを読み始めることは、おススメできませんが、一作でも本シリーズを読んでいる人には、是非読んでもらいたい作品です。



◇43・《 江戸時代の剣豪小説(15) 》

狩谷唐十郎の抜刀術が今日も冴える


鳥羽亮 
介錯人・野晒唐十郎 10
怨刀鬼切丸
祥伝社文庫
2004年4月20日出版


怨刀 鬼切丸―介錯人・野晒唐十郎
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★★★☆☆

「作家」

今では、考えられないのですが鳥羽亮は、推理作家出身です。推理作家は、高木彬光や森村誠一など時代小説を書くことが多いのも確かなのですが、鳥羽亮のように人気推理作家が完全に時代小説作家になったという例は他にしりません。鳥羽亮が抜けたことは推理小説界では損失ですが、時代小説界では大歓迎。今人気が高まりつつある時代小説を支えている一人となっています。


「あらすじ」

小宮山流居合の道場主なのだが、それだけでは食えないのでフリーの介錯人や刀の試し切りを行い生計をたてている狩谷唐十郎が主人公の人気シリーズ10巻。本作は、将軍の献上刀を奪われ、斬殺された叔父の仇を討つことになった唐十郎が、幕府の陰謀に巻き込まれながらも、敵に挑んでいく姿を描いていく。 


「感想」

流れるような決闘シーンが楽しめる介錯人・野晒唐十郎シリーズも本作で10作目。ますます、面白くなってきています。このブログで紹介するのは、10巻となる今作が始めてなのですが、本シリーズは一巻から読んでいないといまいち面白さが分からない所があります。是非、このブログをきっかけに1巻から読んでもらいとシリーズです。



◇19・《 江戸時代の剣豪小説(4) 》

剣豪小説の大家が初登場


鳥羽亮
闇の用心棒 3
剣鬼無情
祥伝社文庫
2006年2月20日出版

★★★☆☆


「作家」


 鳥羽亮は、江戸川乱歩賞を受賞。推理小説家として輝かしいデビューを飾りました。しかし、彼の作家活動は、推理小説から時代小説にシフト。現在は時代小説を専門に活動しています。また、鳥羽亮は、今回紹介する「闇の用心棒」シリーズ以外にも「まろほし銀次捕物帳」「介錯人・野晒唐十郎」「はぐれながやの用心棒」シリーズなどを文庫書き下ろしで、「剣客春秋」シリーズやその他の読みきり作品をハードカバー出版しています。


「あらすじ」

 かつて凄腕の殺し屋だった安田平兵衛は、気力体力の衰えから足を洗い、現在は刀研ぎで生計をたてていた。がだ、彼の腕を惜しむ殺し屋の元締めとの繋がりはなかなか切れないでいた。
 江戸の町に辻斬りと見られる殺しが頻発さいていた。それと関連するかのように、殺しの元締めに護衛の依頼が2件舞い込んだ。不信を感じながらも依頼を受けた元締めは、安田平兵衛にも警護を依頼。万全の体制を整えようとしてのだが…。


「感想・解説」

 凄腕の剣客が年を取ったらどうなるのか。という疑問が解かれているこの小説。気力が衰え、お酒がないと手が震えて剣が持てないというのは、どこかリアル。一人娘に殺し屋であることを必死に隠そうとする姿ともども主人公に共感を持つことができる理由の一つになっています。殺し屋が主人公というのは、時代小説の定番ですが、ほんとにあったかどうかわからない職業が当たり前のように登場するなんて、時代小説ならではかもしれません。

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