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  • 2008.04.17 Thursday
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◇2・《 江戸時代の捕物帳(1) 》

本日2冊目に紹介する時代小説は、

伊藤桂一
風車の浜吉・捕物綴
病みたる秘剣
学研M文庫
2005年1月21日出版
(1991年6月新潮社出版の再文庫化作品)

★★★★☆


「作家」

この本は、偶然手に取ったので、伊藤桂一という作家についてまったく知りませんでした。今思うとちょっと恥ずかしいことなのですが、新人だと思っていました。

でも、実は大ベテランの作家でした。芸術選奨と吉川英治文学賞などの受賞歴があり、輝かしい実績を持っているんだそうです。なぜ知らなかったのか自分でも不思議に感じてしまうほどでした。また「風車の浜吉・捕物綴」という物語自体も、平幹次郎主演でドラマ化された人気作品。本当に穴があったら入りたい気分です。これからは、しっかりと覚えておきます。

「あらすじ」

風車売りの浜吉は元々岡っ引き。それも凄腕として名前が通っていた。しかし、出来心から金銭で盗人を見逃し、5年間の江戸追放処分を受けていた男だった。
処分が終わり江戸に戻ってきた浜吉は、風車売りになっていた。しかし、岡っ引きとしての感は衰えておらず、事件が起これば犯人追求に駆りだされるのだった。
レギュラー陣は浜吉の他、幼馴染で岡っ引きの喜助。その配下の留造。そして、一緒に暮らすお時とその息子松太郎。


「感想・解説」

300ページ前後の普通サイズの文庫本で、12話に分かれている連作小説は初めて読みました。自分は一気に読み終えたのですが、電車などで読むのには最適。とっても読みやすい作品でした。
また、軍鶏を武器にして戦ったり、主人公の職業が風車売りだったりと今まで読んだ捕物帳にはない設定が多く興味深かったです。

この本の特徴として、浜吉は自分で動かず安楽椅子の探偵を行うということにもあります。普通の岡っ引きは、足を使って犯人を追い詰めるのですが、浜吉は得意の感働きで家にいながら犯人を突き止めることが多く、こちらも新鮮な体験でした。

今年読んだ時代小説の中でも有数の面白さだったので、是非2巻以降も読もうと思っています。このブログでもご紹介することになりそうです。

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