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  • 2008.04.17 Thursday
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◇5・《 江戸時代の捕物帳(2) 》

4回目にお送りするのは、初めてのハードカバー小説です。

永井義男
江戸国学者・山崎美成の謎解き帳
将軍と木乃伊
祥伝社
1999年9月10日出版

★★☆☆☆


「作家」

 永井義男は現在、剣客物や捕物帳を中心に文庫書き下ろしで活躍している作家ですが、以前は本作のようにハードカバーで時代小説を書いていました。それも、主人公が滝沢馬琴や寺門静軒など、知る人ぞ知る江戸時代の有名人という特徴的な謎解き噺。本作もそのシリーズの一つです。



「あらすじ」

 知識は豊富だが人柄に難がある山崎美成が、無残な姿で殺された女性の死の謎に迫っていく物語。滝沢馬琴や谷文晁、平田篤胤ら多彩な人物が登場するなど、江戸文化がもっとも成熟した時代を満喫できる。しかも、猟奇的な事件に権力闘争という、江戸時代の暗部も一緒に楽しめるという珍しい時代小説。

「感想・解説」

 脇役に実在した人物を登場させる物語は多いのですが、時代小説の主人公が実在した人物というのまれです。それも、犯罪になんら関係のない人物というのは、ほとんど出合ったことがありませんでした。そういう意味では希少な小説です。
 また、滝沢馬琴や中野石翁など実在する有名人が登場し、文化文政の成熟した江戸文化の香りが漂ってくるのも魅力的です。ただ、文化人同士の確執や権力闘争などが面白く、殺人事件よりも印象深くなっています。

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  • 2008.04.17 Thursday
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