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  • 2008.04.17 Thursday
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◇69・《 江戸時代の剣豪小説(31) 》

一時的に解き放たれた囚人が戻ってこない! 
影二郎に犯人逮捕の命が下る


佐伯泰英 
夏目影二郎始末旅 3
破牢狩り
光文社文庫
2001年5月20日出版


破牢狩り (光文社時代小説文庫)破牢狩り (光文社時代小説文庫)
佐伯 泰英

光文社 2001-05
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★★★★☆

「シリーズ」

夏目影二郎始末旅は、3巻目の本作から日文文庫から光文社文庫に移り、本格的にシリーズ化しました。また、夏目影二郎始末旅という副題も実は本作からスタートしたものです。

出版社が変わっても、夏目影二郎が日本各地を旅しながら悪人を倒すというストーリーは同じです。特に本作は、物語のほとんどが移動。一所にじっとしていることはありません。

影二郎と一緒に江戸時代を旅しているような気がする本シリーズ。でもこんな剣呑な旅は御免ですが。


「あらすじ」

江戸の牢内に火が入り、囚人たちの解放ちが決まった。3以内に指定の場所に戻ることを条件に、刑の減免付きで放たれた囚人たちだったのだが、6人が戻ってこなかった。

6名の中には、公金横領の罪で捕まっていた男も含まれていたのだが、そのお金は行方不明。公儀が懸命に事件を追っている最中だったのだ。

夏目影二郎は、父の勘定奉行の密命を受け、破牢の6人と公金の行方を追うのだった。


「感想」

テレビの時代劇では、頻繁に破牢を扱った物語が出てきますが、よく考えたら理不尽な話です。ただ戻ってくるだけで罪が減じられるなんて、囚人にとって有利すぎ。しかも、犯人逮捕が難しかった時代、本書のように戻ってこなかった囚人もいたはずです。

実際に高野長英のような例もありますし、牢の近くに住んでいた人は、火事の恐怖に戦々恐々の毎日を送っていたと考えられます。もうちょっとしっかりした制度なかったのではとつい考えてしまいます。

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